２０２１年度 東京藝術大学美術学部工芸科デッサン講習会
デッサン課題・事前課題（平面表現）について
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この度は新型ウィルス感染症拡大が止まず、講習会が急遽中止となりましたことを深くお詫び申し上げます。皆様の安全を考慮し断腸の思いで講習会を中止にせざるを得ないことをご理解ください。本来であれば講習会において、デッサン課題や事前課題の趣旨伝達も含め講評を行うところですが、Webサイトにてお伝えいたします。
皆様の能力を高めることを目的とした講座です。開講できませんでしたが、今後の学習にお役立ていただければ幸いです。
デッサン課題
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基礎的な能力向上のため、「ヘルメス」を予定しておりました。
〈イメージ〉 ※無断転載禁止
事前課題 (平面表現 )
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今回の事前課題の趣旨として本課題は入学後に本学で学ぶ上で必要な力はもちろん、社会において活躍できる高い能力を身に付けるために今後の表現に必要な観察力、表現、感性の能力を高めることを目的とします。入試はあくまでも通過点であり、受験の形式にとらわれず課題の設定の中で自由な発想で伸び伸びとした表現をして頂ければと思います。また、すでに事前課題を終えている方々は以下の到達目標を参考にして頂き、今後の学習に活かして頂ければ幸いです。
・定められたテーマにおいて“主となるモチーフ”と“多種多様なモチーフ”との関係性を考えて自発的にモチーフ選択をし、発想から構成する行為を通して豊かな感性を身に付ける。
・テーマ（具象と抽象）に基づいて、それぞれのモチーフの特徴や特性を観察し独自性のあ る視点でより良い形や色彩・構成を導き出す表現力を身に付ける。
・与えられた条件をよく思案し、効果的に画面へ取り入れる力を身に付ける。
・色彩に用いる画材の特性を理解し効果的に使用する。
・画面全体を隅々まで配慮し色彩のバランス・構成する力を身に付ける。
以上、事前課題の到達目標ですが、あくまで目標の一面でしかありませんので少しでも皆さんの能力を引き出す参考にしていただき、さらに実力を発揮できるようお祈りいたします。
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