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執筆者の写真藝大工芸科


2022年11月3日(木・祝)〜2022年11月13日(日)

会場: 東京藝術大学大学美術館陳列館1、2階

主催:東京藝術大学美術学部   

   東京藝術大学大学美術館

助成:東京藝術大学美術学部杜の会


東京藝術大学美術学部工芸科鋳金研究室で17年間教育・研究・運営に携わってきた赤沼潔の退任記念展です。


 陳列館の一階と二階を「過去」と「未来」と捉え、2部構成で展示しています。一階部分には、主に今まで制作した過去作品を展示し、二階部分には、混沌とした世の中を背景としながらも、脈々と生を育み続ける造形を意識して、それらから感じられる時間の経過、また、直感的な気配というものを得るための表現を試みています。


 制作はアルミニウムの鋳物で構成しています。このアルミニウムは、東日本大震災後に建てられた仮設住宅が、1 0年を経過する事によって取り壊され、そこで出た廃材のアルミサッシを再利用したものです。再生されたアルミニウムの鋳物に、脈々と生を育み続け昇華していくイメージを重ねています。


ご高覧いただけましたら幸いです。


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